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ChatGPTのプロンプトパターン

概要

はじめに

こんにちは、株式会社 Life Arc System の 開発担当の ishi です。

昨今、ChatGPT を活用するケースが多々ありますが、「精度の高い回答を中々得ることができない」、「期待とは違った観点の回答が返ってくる」といったケースがあるかと思います。
そのような場合に有効となる手法(プロンプトパターン)がいくつかあります。

本投稿では、いくつかのプロンプトパターンについて紹介させていただきます。

対象読者

本投稿は、以下に該当する方を対象として執筆しています。

  • ChatGPT の基本操作を把握している方
  • ChatGPT への適切な問いかけ方法にお悩みの方

プロンプトパターンとは

プロンプトパターンとは、より精度の高い出力結果を得るために、GPT への問いかけ方法を工夫する手法のことです。
以下、いくつか代表的なプロンプトパターンとなります。1 2

Noプロンプトパターン説明
1反転インタラクションパターンGPT がユーザーに質問することで対話を展開して結果を出力する手法
2ペルソナパターンGPT の出力に特定の視点を持たせ、その視点に沿った結果を出力させる手法
3代理アプローチパターンGPT に複数の方法を提案し、それぞれの長所短所を出力させ、比較対照させる手法
4ファクトチェックリストパターンGPT の出力結果を事実かどうか確認させる手法
5リフレクションパターンGPT の出力の論理的な根拠を出力させる手法
6テンプレートパターンGPT に特定のフォーマットに合わせて出力させる手法

上記の説明だけでは、具体的に、どのような方法なのか把握しづらいかと思いますので、以降、各プロンプトパターンの詳細について説明いたします。

反転インタラクションパターン

反転インタラクションパターン(The Flipped Interaction Pattern)とは、ユーザーが GPT に対して問いかけるのではなく、GPT がユーザーに質問することで対話を展開して結果を出力する手法を指します。

具体例を含めた詳細については、こちらの記事 を参照ください。

ペルソナパターン

ペルソナパターン(The Persona Pattern)とは、GPT の出力に特定の視点、役割を持たせ、その視点、役割に沿った結果を出力させる手法を指します。

具体例を含めた詳細については、こちらの記事 を参照ください。

代理アプローチパターン

代理アプローチパターン(The Alternative Approaches Pattern)とは、GPT に複数の方法を提案し、それぞれの長所短所を出力させ、比較対照させる手法を指します。

具体例を含めた詳細については、こちらの記事 を参照ください。

ファクトチェックリストパターン

ファクトチェックリストパターン(The Fact Check List Pattern)とは、GPT の出力結果を事実かどうか確認させる手法を指します。

具体例を含めた詳細については、こちらの記事 を参照ください。

リフレクションパターン

リフレクションパターン(The Reflection Pattern)とは、GPT の出力の論理的な根拠を出力させる手法を指します。

具体例を含めた詳細については、こちらの記事 を参照ください。

テンプレートパターン

テンプレートパターン(The Template Pattern)とは、GPT に特定のフォーマットに合わせて出力させる手法を指します。

具体例を含めた詳細については、こちらの記事 を参照ください。

おわりに

以上で、プロンプトパターンの紹介を終わらせていただきます。

今回紹介させていただいたプロンプトパターン以外にも場面場面に応じて有用なプロンプトパターンがありますので、GPT の出力結果が期待とは異なる場合は適切なプロンプトパターンが無いかを調べたうえで試していただけると期待する結果を得られるかもしれません。本記事がその一助になれば幸いです。